少し前にPHPの話の続きなのか、初心者用の言語についていろいろ記事を見かけた。だが、「何の初心者？」のときも思ったこと、「対象」と「目的」が見えないのがほとんど、というか書いてるヒト自身がぼやけてるとしか思えない。
初心者とは？
言語を学ぶ目的は？
多くの記事には、おすすめの理由が書いてあってそれを読むとどうやら、初心者というのは「初等教育」を意識しているのではないかと思う。ということは目的は「一般常識」とか「知っていれば世界がちょっと広がる」とかそんな感じだろうか。
だとするなら選択肢は一つしかなくて今なら「C言語」。一番使われているプログラミング言語という理由以外が必要だろうか？
C言語の教育用にインタプリタみたいに動かせるソフトとかあるのでそういうの使えばいいと思う。
多くの記事が「初等教育」を意識していると思った点は、「開発環境」だの「実行環境」だの「型」だのプログラムするにはどうやっても切り離せない重要部分が簡単であることをおすすめの理由にしているとこ。そんな事書きながら、プログラムの仕事がどうとか書いてあったりする。で、「一番使われているプログラミング言語」という重要な要素が挙げられてないことが多い。
じゃ、私は何を薦めるのか、そして、その理由は何なんだ、この野郎！という訳。
「言語を覚えたいとき」に書いたけど初心者はソースを読めなので開発環境も実行環境も無視。
で、参考になるソースが多くて手に入りやすいのはってことで、やっぱり「C言語」。
プログラムして実行するのも重要だろって話もあるけど、初心者が最初に学ぶ程度のプログラムは人間の頭の中でも十分シミュレート可能、というかその範囲じゃないと普通はついていけない。
とはいえ、「HELLO WORLD!」だって楽しいのでその環境があればそれはそれで好いとは思う。
でも、JavaScriptもある面で初心者向けかと思うところもある。
それはソースがそのまま見えるという点、これは
・自分の書いたものが他人に見られるというプレッシャによる向上（淡い期待）
・コピペしてもライセンス違反になりにくい（ライセンス違反に気づきやすい）
なんて効果があるじゃないかと思う。特にライセンス違反はプログラムにちょっと慣れてコピペしだすとありがちなので、悪くないと思ってる。
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